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熊谷商工会議所青年部 運営方針(平成23年)

『下(か)学(がく)上(じょう)達(たつ)』
   〜情熱と結束力で次代の先導者となる〜
(会長 田島 光浩)

 ここ近年の社会情勢に目を向けてみると、一昨年国民の大きな期待を背負い歴史的な政権交代で誕生した鳩山内閣もリーダーシップ不足からの混乱や「政治と金の問題」で大きく揺らいだ結果わずか9ヶ月あまりで政権運営に幕を閉じ、昨年6月より菅新内閣が発足いたしましたが、未だマニュフェストに掲げた公約は実現されない状況で、日本の政治は戦後最も不安定な進路の見えない局面にあると言われています。
 経済情勢についても、リーマンショックに端を発した世界同時不況から3年、政府の景気対策、エコポイント制度、エコカー減税導入等で徐々に回復に向かっていると言われていますが、高い失業率やデフレの深刻化、昨年来の急激な円高など不安材料も多く、「回復」・「改善」と言うような実感は、感じられない状況にあります。

 こうした「不安定」な社会情勢の中、我々熊谷商工会議所青年部のここ近年に注目しますと、3年前に20周年を向かえ、また昨年度は埼玉県連会長を輩出、13年に一度回ってくる「研修と交流の集い熊谷大会」を主管し、一つの節目を迎えました。  卒業生も21年度は6名、22年度は8名と多数卒業され、発足当時からの会員はほとんど存在しない新しい世代の新しい時代を迎えています。
 また、発足当時の活動内容や運営方針は、時代背景や経済状況に伴い徐々に変化を続け、現在とはかなり違いがあり、会則や綱領、指針の語句に疑問を感じる新入会員も少なくありません。

 ある会合で親会の副会頭が「熊谷のいい所は情熱的なところ、足りない所は結束力」とおっしゃっておりました。確かに綱領には「商工会議所活動の一翼を担う」とありますが、実際の所ほとんど親会とのつながりは無く、結束力に欠けているかも知れません。また、地域的にも妻沼、大里、江南との市町合併に伴い、今年度から3つの商工会が合併し「くまがや市商工会」が発足いたしましたが「商工会青年部」については各地にそれぞれ存在し、我々商工会議所青年部とはとくに交流も無く各地域で同様の活動をしているのも結束力不足かもしれません。

以上のことから今年度は、原点に返り今一度、我々熊谷商工会議所青年部の存在価値と進むべき道を見つめなおし研鑽し、綱領にある通り会員全員が「次代への先導者」になる事を目指します。そして「情熱と結束力」で親会との連携を軸に、熊谷を一つにまとめ卒業後は親会に上がり活発な活動の出来る人材を育成します。今日、明日で出来る事ではないかもしれませんが、新時代の第一歩として『下学上達』(かがくじょうたつ:初歩から学び、しだいに進歩、向上する)の精神で粉骨砕身努力してまいります。


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