顧客ニーズに応える
ウェブサイトの付加価値
ホームページ制作とITサポートを手がける「ビュークリエイト」。
代表の遠藤裕行さんは創業以来、熊谷商工会議所に相談を重ね、経営指導員の支援を活用しながら事業を成長させてきました。
今回の経営支援レポートでは、顧客からの要望を起点に始めた「空撮ドローン導入」という新たな挑戦を軸に、補助金の活用から経営革新計画の策定、事業理念の言語化、そして数字に基づく経営管理の定着までをご紹介します。
私たち熊谷商工会議所は、中小企業や小規模事業者、起業家の皆様にとって最も身近な相談先でありたいと願っています。

気軽に相談できる伴走型パートナー
ビュークリエイトは、「小さな会社の社外IT担当者」をコンセプトに掲げて、ホームページ制作をメインにITとAIでお客様を支える伴走型パートナーです。個人事業主や小規模事業者を中心に、「気軽に相談できる外部のIT担当者」として常に顧客視点に立ち、お客様と同じ方向を向いた支援を大切にしてきました。
独立開業前、大企業で大口取引を担当していた遠藤裕行さんは、「地場で頑張る中小企業を応援したい」という強い思いから、お客様と近い距離で実益に資する支援へ軸足を移して開業しました。
ホームページ制作を核に、ECサイト構築から「かゆいところに手が届く」ITサポートまで幅広く展開。社内にシステム部門を持たない個人~10名未満規模の企業を中心に、社長自身が全業務を担う会社の「困りごとの一次窓口」として、継続的な信頼と受注を獲得しています。
また、長年の経験と人脈を生かし、マーケティング、デザイン、SEOなどの専門家と連携したチームを編成することで、客観的な視点を取り入れた課題解決を行っている点も大きな特徴です。
事業を進める中で、4~5年前から「映像や画像をもっと凝ったものにしたい」という顧客の声が寄せられるようになり、遠藤さんは空撮ドローンの導入を検討。一方で、当時の経営は感覚的な「どんぶり勘定」に近く、現状を正確に把握できず目標数値の設定にも悩むという課題を抱えていたといいます。
そこで熊谷商工会議所に相談を重ね、2023(令和5)年には小規模事業者持続化補助金を活用してドローン設備を導入。同年には「経営革新計画」の策定にも着手します。
感覚ではなく、数字で語る経営へ
申請書類の作成過程で事業目的や経営目標の言語化に取り組んだことで、漠然としていた数字の管理が明確になったことは大きな成果です。
経営指導員の助言もあり、感覚的だった業績確認を「四半期単位」で行う習慣が定着。数字に基づく経営管理の基盤が整いました。
遠藤さんは「商工会議所に相談して一番良かったことは、自分ひとりでは気づけなかった視点を得られたこと」と話し、特に事業計画や数字を一緒に確認する時間が、経営者としての意識づくりにつながったと振り返っています。
そしてドローン導入後は、既存顧客2社のWebサイトで空撮コンテンツが採用されたほか、県内企業から高所撮影案件を受注するなど、具体的な成果が着実に生まれています。
柔軟な判断で事業を拡大
ビュークリエイトでは今後、イベントの空撮や、植木店・住宅点検会社といった新業種への展開、さらにはSNSやショート動画と連携した映像の一体運用を見据えつつ、ドローンは「あくまでWebサイト制作の付加価値・オプション」と位置付け、「しっかりしたWebサイトがあってこそ生きるコンテンツ」という事業の軸をぶらさずに保持。
担当経営指導員も「ファーストアクションが早く、必要ないと判断した際にはためらわず計画を見直せる経営者」と高く評価しており、その柔軟な判断力を今後も支えていく方針です。
会議所活用の意義
当商工会議所は、補助金活用や経営計画策定にとどまらず、事業者自身の主体的な意思決定を後押しする「伴走型支援」を続けてまいります。
変化の激しい時代において、中小企業や小規模事業者、起業家の皆様にとって、気軽に相談できる窓口としての役割は一層重要になっています。
ビュークリエイト
所在地:熊谷市筑波2-56-3 渡辺総合ビル5F
TEL:050-1724-0505
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